「………」 「奈緒ー?」 背の高い大智は、奈緒の背丈に合わせ屈んで顔を覗いた。 「……っ!!」 顔近いってば…。 「奈緒?」 「あーもう!!タラコスパ作って食べるの」 「俺も食っていいか?」 「だめ」 「ふはっ!!そう言うと思った!!」 大智はククッと喉を鳴らし笑った。