305号室の男。【完】

「ん?どした?俺の顔に何か付いてるか?」



“それともキスしたくなったか?”と、あたしの頬に右手が触れた。



「うん。キス…、して?」



あたしが目を閉じると。



「奈緒…、お前マジでどうした?」



“さっきから変だぞ?”そう言われた。



「いいから、早く!!」



両手で大智さんの服を掴むと。



「分かったって…」



チュッとリップ音を立てて、キスをくれた。



「ダメ…、もっと深いの…」



そうお願いすると。