「お前、俺が余裕だとでも思ってるだろ」



小さく頷くと。



「はぁ…、前にも言ったろ?俺は、お前相手だと壊したくなっちまうって」



“余裕なんかないんだって”そう言いながらも手は、あたしの膨らみに触れていて、あたしの理性が失っていく。



「……んぁっ…やぁ…」



「もっと聞かせてくれよ」



その手が下に降りてきて太腿を撫でる。



「やっ…、大智さん…」



ずっと太腿を撫で続ける大智さんに、早く触ってほしい…、そう思ってしまった。



「奈緒、そんなに触ってほしいのか?」



「き…、かない…、でぇ…」



そんなこと言われたら、あたしの体おかしくなっちゃう…。



「なぁ、雅と随分仲良さそうだったよな?」



「んぁっ…、そんなこと…、んっ…、ない…」



際どいラインを何度も、何度も大智さんの手が這った。