鈴鹿の最終コーナーを抜けたら…。

恋愛(その他)

こーじ/著
鈴鹿の最終コーナーを抜けたら…。
作品番号
9031
最終更新
2007/06/24
総文字数
36,975
ページ数
49ページ
ステータス
完結
PV数
1,460
いいね数
0
俺は今まで、後悔はしたことはなかった。
たとえどんな結果であったとしても、
そこにたどり着くまでの間、
必死に努力してきたのだから。
運命の女神がいつも気まぐれでも、
俺は次のチャンスに賭けてきた。
でも今度ばかりは、
そうもいかないようだった。
その時はじめて、これが最後のチャンス
だったってことに気づいたから…。
馬鹿な自分を責めた。
生まれて初めての後悔は、
押しているバイクの重さより、
はるかに重いものだった……。

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