「ほら、ロコ。この人がルイ兄さんの…花嫁になるカローナ姫だよ。カローナ、この子が妹のロコ・アルベルト」 ロコと呼ばれた少女は、レインの言葉に一瞬、キョトンとした顔で私を見つめた。 しかし、次の瞬間には。 「はじめまして。オルテカ国第一王女、ロコナ・アルベルトです」 と、可愛らしい笑みを浮かべお辞儀をしてくれたのだ。 「こちらこそはじめまして。サーフィア国第一王女、カローナ・ローリンスです。よろしくね、ロコちゃん」 カローナもロコにつられて、ニコリと笑みを浮かべて挨拶を返す。