5分くらい歩くと1つ高校が見えてきた。
…校門に誰かもたれ掛かってる。
「明里ー」
「波留っ!!」
その女の子は俯いてた顔をバッとあげて先輩に抱きついた。
…明里、さん?
「明里、めぐだよ」
「めぐちゃん!?」
「えっ、あ、はい…」
「かーわーいーいー!!」
「…全然ですっ!」
「謙虚〜!!」
すごい、無邪気でテンションの高い人。
でもすごく可愛い。
先輩…すごく優しそうな目で見てる。
「めぐちゃんっ」
「はい?」
「あたし明里!よろしく♪」
「よろしく、です…」
「タメで!メアド交換しよっ?」
「はい」
…あたし明里さんと友達になってどうしたいんだろ?
先輩に振り向いてもらえるはずなんかないし。
第一先輩は明里さんが大好きなんだし…。
諦めるしか、選択肢はない。

