桜〜先輩に恋〜



「俺の彼女と会ってくれねぇ?」

「えっ……」






胸が酷く痛み始めた。

…彼女、って言った?

先輩に彼女が居たの?

じゃあ…今まで勘違いしてあたしバカみたいじゃん。




「めぐ?ダメか?」

「えっ、いや…いいですよ!」

「本当に!?」

「はい!先輩の彼女見てみたいなぁーって♪」

「すげー可愛いぞ」





胸がもっと痛くなる。

あたしの初恋はあっけなく散った。

桜の花びらのように儚く散ってしまった。