桜〜先輩に恋〜


「…目っ…閉じてっ」

「…え、見たいんだけど。芽魅の顔」

「だ、だめ!!」




…いやそれはこっちもだめ。

いやぁ、キスした時の芽魅の顔ったらマジ可愛くて。

犯しそうで怖いくらいだよ。





「目閉じないとキスしないしっ」

「え゛!?」




芽魅からキスしてもらいてぇしな。

…苦渋の決断だけど今回ばかりは折れよう!




「いいよ。…ん。これでい?」

「…う、ん…//」




目を閉じてもわかる。

芽魅が顔を赤くして動揺してる感じが。




「深呼吸でもして落ち着けば?」

「えっ!?なんで!」

「…芽魅の事だしね」

「ふぅー…はぁー」

「めぐー、早くー」

「…待って」

「いや待ちくたびれた」

「まだ1分も経ってないんだけど!」

「いやもう5分経ったろ」

「…もう」





そう一言だけ呟くと、

俺の唇にチュッとめぐの唇が重なった。

…いやいやこれだけ?

ありえんでしょ、マジで。

散々待ったんですけど!