桜〜先輩に恋〜


「めぐ…っ!!」




岩の方へ走っていくめぐ。

…届かない。

もうめぐには届かないのか?





「…行けよ、バカ」

「嫌われてんだよ…!」

「んな顔すんじゃねぇよ!早く行けよ!!」

「どうすりゃいいんだよ!!」

「知らねぇよ、そんなの」

「…なら!」

「後悔しないのかそれで」

「……!」

「てめぇは後悔しないのかって聞いてんだろ!!」

「…後悔…」

「するなら走れよ!!」

「…っわりぃ!!」

「…チッ。」

「澄田カッコイイー」

「惚れた?」

「うん」

「……え?」

「っ、なんて嘘だ!アンタなんかに惚れるかバカ!」

「なんだとー!?」




…ありがとう、慧。

お前にはいつも助けてもらってばっかだな。

今度は俺が助けるよ。

めぐは渡さねぇけどな!