いつの間にか、眠ってしまっていたらしい。 明るくなり始めた空の光が、辺りを包む。 あのまま、僕は縁側で寝ていた。 寝ぼけた状態で、昨日あったことを思い返す。 確か・・・誠太郎が斬られて・・・ それで、僕が仇を取りに行って。 そして・・・誠太郎が助からないかもしれないって言われて。