走って行ってしまった誠太郎。



来たかと思えば、帰る。



いつもは、遊んでとせがんでくるのに、遊ばない。



そして・・・妙なことを聞いてきた。



一体――――何がどうなっているのか、僕にはさっぱり分からない。