□ □ □ 『…うん、うん。あのさぁ…ウザいから別れて。』 冷たい声が伝える残酷な別れ。 それは俺に向けられたわけではないが、少しドキリとした。 『はぁ?何で急に?俺、何かしたっ…?』 向こう側の男は泣きそうな声色で俺の主に尋ねる。 だが、主は答えない。 『…なぁ?考え直してくれよ?おねがっ…』 プチッ…ツー…ツー… 必死の懇願も無惨に打ち切られた。 そこでいつもの台詞。 「……つまらない。」 主は今日何人目か分からない別れを告げたが顔色一つ変えない。