幸いにも、今は夜でここは人通りが少なかった。 誰も俺が殺したなんて分からないはず。 そう思った俺は真緒の血をタオルで拭き取り、真緒の遺体を車に乗せた。 そして、山奥に遺体を捨てた。 俺は真緒を殺したことをなかったことしようとした。 この日から、俺は真緒に弄ばれて捨てられた男を演じていた。 【回想終了】