【完】王子様の甘い溺愛


「ち、ちがっ……谷内さんはっ……「そういう君も……隣の子は?」



誤解を解こうとした私の声を、谷内さんが遮る。


隣の子、って……美咲さんのこと、か……。



「……彼女だけど」




聞かずともわかっている答えが、
雪人の口から出た。


今一番、聞きたくない言葉だったのに。



「ふふっ、美咲花蓮でーす」