私は、驚きのあまり目を丸くして遥斗くんを見つめた。 「よかったら、私の城に来ませんか?」 そう言って、涼しげな顔で微笑む遥斗くんに演技だとわかっていても胸が高鳴った。 それにしても、練習だって一度も来ていないのに、セリフは完璧。 結局、遥斗は、そのシーンを一度もミスすることなく終えた。