「だ、大丈夫?遥斗くん…?」 隣でベタベタ触ってくる女にさえ、苛立ちを感じた。 …優芽、お前はオレの彼女だろーが…。 さっき、優芽を追いかけていった涼太のことも気に入らない。 あんなに素早い動きできんなら、バスケの試合の時にしろっつーの。