「……はぁ」




思わず漏れるため息。





それに、店内にみんな置いてきちゃったし…きっと、今頃、心配してるだろうしな…。







そう考えて、さらに肩をすくめた瞬間、






「優芽!!」





そんな声が後ろから聞こえてきた。