どうして私を選んだの?【完】



クラスメイトらしき男子のそんな言葉に私も、奈々ちゃんも思わず、固まってしまう。








…えっと…つまり、朝帰りですか?






「ありえないっ!!あの野郎〜!!」




たぶん、奈々ちゃんも私と同じことを考えたのだろう。




怒りのあまり体が震えている姿が目に入ってくる。