――――… 「…はると…くん…」 気がつくと私は、屋上を飛び出し、階段をかけ下りていた。 遥斗くんに会いたい…その一心で…。 けど、教室、食堂、中庭…どこを探しても遥斗くんは見つからない。 …遥斗くんどこにいるの? その瞬間、私の頭の中である場所が浮かんだ。