「今、涼太と一緒に学校来てたわよね?」 亜衣子ちゃんが唐突に言い放った言葉に私は、コクリと頷いた。 「じゃあ、優芽は涼太と付き合うことにしたのね!?」 今度は、目をキラキラ、いや、ギラギラ光らせて奈々ちゃんが言葉を紡ぐ。 「…つ、付き合ってないよ!!?」 私は、奈々ちゃんのその言葉に慌ててブンブンと首を横にふった。