涼太とのサッカーの試合中に、 「は、遥斗くんっ!」 躊躇いがちにそう叫んだ声だって…見ていなくても誰だかわかってしまった。 てっきり、涼太を応援していると思っていたオレは、すごく嬉しくて―… 自分でも、結構単純なヤツだと感じるほどだ。