「亜衣子も応援にくればよかったのに!」 そう言って、亜衣子ちゃんの背中をバシバシ叩く奈々ちゃんは、すごく嬉しそうに見える。 「はいはい、確かにね、…あ、優芽!あんた、涼太と溝口くんたちの応援行かなくてもいいの?もうすぐ、始まるみたいだよ、サッカー」 奈々ちゃんを軽くあしらう亜衣子ちゃんは、突然、思い出したようにそう言い放った。