「…あ、うん、行こうかな…」 さっきまでの遥斗くんと女の子のやりとりを見ていた私は、上手く笑うことができなくて…。 そんな私に疑問を抱いたのか、亜衣子ちゃんは、訝しげな表情を浮かべる。 …そして、 私の10メートルほど後ろで未だにイチャついている遥斗くんの姿に気付き、眉をひそめた。 「…っ…何あれ…、北川遥斗……優芽という彼女がいるのにまた他の女の子とイチャついて…」 そう呟き、亜衣子ちゃんは、遥斗くんをキッと、睨み付けた。