――――… どうして…?何でなの?? 私は、あの図書室での出来事を思いだし、頭を抱えていた。 あのキスあと、すぐに我にかえった私は、遥斗くんを突き飛ばしていた。 「…っ」 そして、亜衣子ちゃんに“先に帰る”とだけ、メールを送り、さっさと帰ってきてしまったのだ。