「いい人だと思う、けど、恋愛は…できないと思う…たぶん、これから先も…」 亜衣子ちゃんの問いかけに私は素直にそう呟いた。 「…そっか、それならわかった、溝口くんは、友達からって言ってたけどさ…見込みないならあんまし期待持たせるようなことしちゃダメだよ?」 「うん…」 亜衣子ちゃんは、それだけ言うと私の席を離れ、自分の席へと戻っていった。