きっと、今話した事みたいに、先輩にはあたしの知らない部分がいっぱいあるんだ。 あたしは、本当に先輩の一部分しか知らないんだ……。 急に寂しくなって、俯いて、唇をキュッと噛み締める。 ―――傍にいたい。 いつも傍にいて、全部を知りたい。 全部、教えて欲しい。一緒に、いたいよ。 今まで、言葉や気持ちを止めていたストッパーが外れたのを感じた。 振られたら、なんていう恐怖や不安よりも、先輩への気持ちが勝った。 好きで、好きで、好きで。 それ以外の気持ちが、見えない―――……。