運命みたいに恋してる。

大地は、大輪の花が開くような素晴らしい笑顔で笑ってくれた。


「知ってる。だって俺たち、運命だから」




運命。それは本当に手強い相手。


今日こうして、あたしたちは想いを伝え合ったけれど、明日、なにが起こるか予測もつかない。


でも、あたしは怖気づかないよ。


手を取り合って一緒に運命に立ち向かう人が、隣にいるから。


恋が始まったばかりの、まだまだ頼りないふたりだけど、大丈夫。


どんな難題が立ちふさがったって、きっと大丈夫。


あたしを見つめてくれる優しい瞳があれば、なにも怖くない。




「じゃあ、そろそろ行くか」


「うん!行こう!」



あたしと大地は手を繋いで、なにが起こるかもわからない明日へと歩き出した。





【END】