プロフィール

岩長咲耶
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岩長咲耶(いわなが さくや)です
どうぞよろしくお願いします

【野いちご】
・野いちご文庫
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【ベリーズカフェ】
・ベリーズ文庫
・マカロン文庫

それぞれから文庫本及び電子書籍発売中


最新作の『ずっと恋していたいから、幼なじみのままでいて』が野いちごおススメ作品に掲載されました

作品一覧

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彼は『宝石鑑定士』 本物を見抜き、本質を見定める男 そしてあたしは 絶対に人前で素顔をさらせないメイク女 ついたあだ名が『鉄仮面』 どうしよう。鉄仮面が剥がされる そしたら、あたしの…… 本当に隠したい秘密がバレてしまう! どうしてあなたはそんなにあたしを見つめるの? いつも電話してくるの? 何度も誘うの? 逃げたいのに、逃げられない 惹きつけられて、放してくれない そんな宝石のようなあなたとの恋 ベリーズカフェ編集部オススメ作品に選んでいただきました 聖夜月ルカさま 氷城瑠璃さま ukocoさま レビューありがとうございます 感想書き込み、かんたん感想 ありがとうございます そして、読んで下さった皆様…… 本当にありがとうございます
巫女&十二支擬人化男子、学園をナイショで守護してます!
  • 書籍化作品
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私、榊 由巫(さかき ゆみ)。 十六歳の高校一年生。 古〜い神社の跡取り娘ですが、 神も仏もまったく信じておりません。 なのに…… まさかの怪奇現象に遭遇しちゃいました! 勾玉から飛び出してきた 超絶イケメン男子たちの正体は…… 「動物!? え? 十二支ぃ!?」 戌(いぬ)の化身・志狼《しろう》 「俺らとこうやって交流できたのは由巫だけなんだ。 ってことで頼りにしてるぜ!」 辰(たつ)の化身・龍生《りゅうせい》 「寄る辺なき身では、由巫の協力が不可欠じゃ」 子(ね)の化身・宙太《ちゅうた》 「そうそう! よろしく頼むでー」 私が封印を解いちゃった張本人だそうで 責任とって面倒みろと言われました。 しかも『世界の危機』とか、なんの冗談? ……え? 冗談じゃない? ひえぇ! 魔物が押し寄せてきたぁ! 私の高校生活、どうなっちゃうの!?
運命みたいに恋してる。

総文字数/124,075

恋愛(その他)267ページ

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******** 運命の人はいますか? 運命の恋を信じますか? ******** 幼い頃の命の恩人と再会して 心の底から運命の恋を信じたの なのに…… 大切な人のために諦めなきゃならない…… 「もう運命なんて信じない!」 つらくて、悲しくて ひとりぼっちで泣いてるあたしの前に キミはとつぜん現れて決定的な言葉をくれたんだ ******** 「この出会いが、ただの偶然なわけないだろ。 俺たちの出会いだって、きっと運命なんだよ」 ******** 運命は すごくドキドキして とっても熱くて キュンと優しくて ちょっぴり切ないキミとの関係 1107あゆむさま レビューありがとうございます!
期間限定『ウソ恋ごっこ』

総文字数/171,063

恋愛(学園)408ページ

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あたしの通う学園に 圧倒的スターとして君臨するふたりの男子学生 一般人でちっぽけなあたしの想いなんて 届くわけがない ……はずだった 「これは遊びで、ウソだな?」 「はい。これは『ウソの恋人ごっこ』です」 あたしが好きな人はキミだけです でも誰にも本当のことを言えない理由がある ふたり以外は誰もいないこの場所で 制限時間付きの恋をしよう だってそれしか お互いを好きな心を納得させる方法が 見つからない だから、キミはあたしに言ってくれたんだ 「今から、思いきり幸せなウソをつこう」
ずっと恋していたいから、幼なじみのままでいて。
  • 書籍化作品
  • コミックあり

総文字数/111,919

恋愛(ピュア)223ページ

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ずっと 幼なじみのキミに恋していました。 幼なじみの関係が終われば 恋に変わるの? そしていずれは恋も終わってしまうの? もうなにも失いたくない。 大好きなキミだけは絶対に失えない。 お願い。 どうか幼なじみのままでいて。 キミの横顔を一番近くで見つめていたいから このままなにも変わらないで。 『ずっとお前に恋してた』 お願いだからそんなこと もう二度とあたしに言わないで……。 レビュー御礼! 歌原 彩恋様

公開リスト一覧

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レビュー一覧

★★★★★
2017/05/31 15:51
モノクロの風景の中にある不滅のカラフル

とある夏の日を過ごした少女と、その少女と関わることになった少年との交流を、少女の視点で書いた小説です。 盛夏特有の強烈な陽射しや、肌に纏わりつく湿度や汗が、鮮やかに脳裏に甦ってくる表現力。 少女の語り口に潜む、孤独感と切なさ。そしてメランコリックではあるけれど、どこか淡々と突き放した目線は思春期特有の感性で、『そういえば昔、自分もこんな感じに風景を見ていたなぁ』と遠い記憶を引っ張り出されてしまうくらい、お見事です。 平凡で『モロクロ』にしか見えなかった日々は、本当はたった一度だけの特別な『カラフル』な日々。 レンズ越しに切り取られた情景が伝えてくれるその事実に、ヒロインの少女が気付いてくれたのが嬉しいです。 素敵な作品をありがとうございました。

とある夏の日を過ごした少女と、その少女と関わることになった少年との交流を、少女の視点で書いた小説です。
盛夏特有の強烈な陽射しや、肌に纏わりつく湿度や汗が、鮮やかに脳裏に甦ってくる表現力。
少女の語り口に潜む、孤独感と切なさ。そしてメランコリックではあるけれど、どこか淡々と突き放した目線は思春期特有の感性で、『そういえば昔、自分もこんな感じに風景を見ていたなぁ』と遠い記憶を引っ張り出されてしまうくらい、お見事です。
平凡で『モロクロ』にしか見えなかった日々は、本当はたった一度だけの特別な『カラフル』な日々。
レンズ越しに切り取られた情景が伝えてくれるその事実に、ヒロインの少女が気付いてくれたのが嬉しいです。
素敵な作品をありがとうございました。

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★★★★★
2016/06/20 12:29
自分を認めてあげられる物語

もしもあの時、ああしていれば。こうしていれば。 過去に戻って、あの分岐点を選び直せたなら……。 誰もが一度は思ったことのある願望だと思います。 その願いが本当に叶ったら、人はどうするでしょうか? 手元にある毎日は味気なくなりがちで、逆に手の届かない過去はとても美しく、甘酸っぱく、キラキラ輝いている。 それを再び手にした時、あの頃より大人になっている自分はどんな選択をして、なにができるのだろう。 夢のようなチャンスに憧れる自分と、夢ではない現実を生きてきた自分を、満足させて勇気づけてくれる作品です。 小さな後悔や失敗を何度も何度も積み重ねて、泣きながらそれでも真っ直ぐ毎日を生きている人へ。 筆者様の小さな……でも精いっぱいの『頑張ろうね!』の声が届く作品です。

もしもあの時、ああしていれば。こうしていれば。
過去に戻って、あの分岐点を選び直せたなら……。
誰もが一度は思ったことのある願望だと思います。
その願いが本当に叶ったら、人はどうするでしょうか?
手元にある毎日は味気なくなりがちで、逆に手の届かない過去はとても美しく、甘酸っぱく、キラキラ輝いている。
それを再び手にした時、あの頃より大人になっている自分はどんな選択をして、なにができるのだろう。
夢のようなチャンスに憧れる自分と、夢ではない現実を生きてきた自分を、満足させて勇気づけてくれる作品です。
小さな後悔や失敗を何度も何度も積み重ねて、泣きながらそれでも真っ直ぐ毎日を生きている人へ。
筆者様の小さな……でも精いっぱいの『頑張ろうね!』の声が届く作品です。

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★★★★★
2016/02/08 12:47
そこにいる、誰かの物語

もう子どもじゃないから色々悩んで、考えて。 でもまだ大人じゃないから、諦めきれず逃げられもしない。 もどかしさに思わず手を差し伸べてしまいたくなるような、傷付いた少女と少年。 それは誰しもたぶん、過去の自分の姿と重ねてしまう存在なのでしょう。 情けないくらいちっぽけで、未熟で、でも本当に本気で純粋だったあの頃の自分の分身が、ひとつひとつ確かなものを積み重ねるように自問自答して、爪先を前に向けて答えを見つけていく。 ……涙が出るほど切なく、胸苦しいほど懐かしく、声にならないほど愛しいです。 自転車から眺める原っぱの緑や、冷たい風を切る頬の赤い血色や、白い息が流れていく様が目に見えるような描写力。 そして淡々と隠し事も無く、胸が痛むほどひたすら正直で誠実な心理描写はもう、脱帽するしかありません! いいよさん、深く心に残る作品をありがとうございました。

もう子どもじゃないから色々悩んで、考えて。
でもまだ大人じゃないから、諦めきれず逃げられもしない。

もどかしさに思わず手を差し伸べてしまいたくなるような、傷付いた少女と少年。

それは誰しもたぶん、過去の自分の姿と重ねてしまう存在なのでしょう。

情けないくらいちっぽけで、未熟で、でも本当に本気で純粋だったあの頃の自分の分身が、ひとつひとつ確かなものを積み重ねるように自問自答して、爪先を前に向けて答えを見つけていく。

……涙が出るほど切なく、胸苦しいほど懐かしく、声にならないほど愛しいです。

自転車から眺める原っぱの緑や、冷たい風を切る頬の赤い血色や、白い息が流れていく様が目に見えるような描写力。

そして淡々と隠し事も無く、胸が痛むほどひたすら正直で誠実な心理描写はもう、脱帽するしかありません!

いいよさん、深く心に残る作品をありがとうございました。

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★★★★★
2015/12/29 23:41
空の青さという真実

何度も繰り返される今日という一日。 降る雨がまるで抜け出せぬ檻のように主人公を包み、惑わし、捕えます。 現在というリピートの中で、知らなかった過去を認識し、目を逸らし続けていた気持ちと向き合い、少しずつ主人公の今日が変わっていく。 『人生とは雨を恐れて家の中に引き籠ることでは無く、雨の中でダンスを踊ること』 以前、私が感銘を受けた言葉ですが、この作品の主人公にも通じる言葉です。 雨の中に飛び出し、打たれ、泣き喚き、それでも笑う。 そして厚い雲と暗い雨の向こうに確かに存在する、青い空を見る。 若い彼らはこれからも生きていきます。 その道は不確かで、なにが起こるか分からない現実という名の無情の世界。 それでも空の青さという真実を胸に刻んだ彼らは、今日を生きていくのです。 いいよさん、素晴らしい作品をありがとうございました。

何度も繰り返される今日という一日。

降る雨がまるで抜け出せぬ檻のように主人公を包み、惑わし、捕えます。

現在というリピートの中で、知らなかった過去を認識し、目を逸らし続けていた気持ちと向き合い、少しずつ主人公の今日が変わっていく。

『人生とは雨を恐れて家の中に引き籠ることでは無く、雨の中でダンスを踊ること』

以前、私が感銘を受けた言葉ですが、この作品の主人公にも通じる言葉です。

雨の中に飛び出し、打たれ、泣き喚き、それでも笑う。

そして厚い雲と暗い雨の向こうに確かに存在する、青い空を見る。

若い彼らはこれからも生きていきます。

その道は不確かで、なにが起こるか分からない現実という名の無情の世界。

それでも空の青さという真実を胸に刻んだ彼らは、今日を生きていくのです。

いいよさん、素晴らしい作品をありがとうございました。

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★★★★★
2015/06/08 16:33
胸がいっぱいです!

人には誰しも、忘れてしまいたい「過去」がある。 それが、耐えきれぬほどの苦しみを伴う過去なら? 忘れなければ、生きていけないほど辛い過去なら? その現実に直面した時、誰が、どんな形で、どう向き合うのか。 作者さま得意ジャンルの、ハードボイルド調で物語が進んでいきます。 読み進めるにつれて、「そうだったのか! ここはこう繋がるのか!」 と感心することしきり。 描写が丁寧で、かつ読みやすく、知らずに内容に引き込まれてしまいます。 銃と、酒と、タバコの煙が、匂い立つように切なくも哀しい。 そして傷付いた人々の生きる姿がたまらない。 物語は進むにつれて、どんどん加速していきます。 ラスト数ページは、心の中で悲鳴をあげていました。 どうぞこの世界に触れて、囚われてください!

人には誰しも、忘れてしまいたい「過去」がある。

それが、耐えきれぬほどの苦しみを伴う過去なら?
忘れなければ、生きていけないほど辛い過去なら?

その現実に直面した時、誰が、どんな形で、どう向き合うのか。
作者さま得意ジャンルの、ハードボイルド調で物語が進んでいきます。

読み進めるにつれて、「そうだったのか! ここはこう繋がるのか!」 と感心することしきり。

描写が丁寧で、かつ読みやすく、知らずに内容に引き込まれてしまいます。
銃と、酒と、タバコの煙が、匂い立つように切なくも哀しい。
そして傷付いた人々の生きる姿がたまらない。

物語は進むにつれて、どんどん加速していきます。
ラスト数ページは、心の中で悲鳴をあげていました。

どうぞこの世界に触れて、囚われてください!

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