自由に滑っていた指先はやがて、私の一番弱いところを的確に攻め始めた


んっ、ぃやあぁ…


こうなると、もう私は彼が与えてくれる波に乗るしかない


あまりにも彼の指先は私の体を知り尽くしている


やがて、私は彼の夢の世界へといざなわれる


激しくも、甘くトロけそうな官能的な彼の夢の世界へ……


きっと彼はモルフェウス…


眠りの神の子であるモルフェウスは夢の神でもある


私は彼の夢の虜となり、何もかも忘れ彼に夢中になるのだ