あたしは迷うことなく その手を取った。
だって あたしの好きなタイプの顔だもん
すると
大きな声で『オッシャ!!!』と叫ぶものだから
姉が慌てて部屋へ来た。
「何事?」
「返事いただきました!」
「はぁ?早っ!千夏軽い!!!
誰でもいいんでしょう?」
「だって・・・
あたしの好きなタイプの人だもん」
「あっそう それはごちそうさん
って言うかさ~ そう言うと思ったから拓斗を連れてきたんだ
あんた こういう系の顔好きだもんね
亀梨くんそっくりだし」
そうそう亀梨くんに似てる。
それから10ヵ月付き合った。



