秘密がバレたとき



「拓斗 これよ?」


もしかしてあたしのこと?これよって?


「うん」


訳わかんない!!!


「あのさ あたしがあんたとのプリを見せたら
『この子可愛いじゃん紹介してよ』って拓斗が言うからさ~
連れてきたって事!」


可愛い?あたしのこと?


「えっ?あたし?」


「何千夏!真っ赤になってんの?
あっ!可愛いなんて言われることないもんね
でもプリって 結構実物より可愛く映るからさ 実物みて拓斗がっくりしてるんでしょう?」


「いや プリよりいいと
思う・・・」


「あっそう じゃー」


と、その拓斗を 立ち上がらせ無理やりにあたしの部屋へ押し込んだ。