秘密がバレたとき



「あっ!南ちゃん来たぞ 拓斗!
おーい!おせーぞ」


なんか振り向くのが怖い
どうか違う人でありますように・・・


でも もしあの時の拓斗だったらどうする?


もう1年半以上たってるし 高校生のあたしじゃないからわかんないかな?


なんて どうしてあたし拓斗が同一人物として考えてんの?


「ごめんごめん」


この声は・・・


拓斗だ・・・


「南ちゃんが待ちくたびれてんぞ!」


「ごめんな南」


「もー許さない!!!
みんなカップルになっちゃってあたし一人ぼっちみたいだった<`~´>」


「はいはいごめんごめん」


と、頭をなでてる そして南の隣へ座るため 隣に居た大輔さんに


「席代われ!」


と、向こう(萌香と元樹さんが座ってるところ)へ行かせた。


あたしの正面に大輔さんが座る形となり


南を挟んで拓斗とあたし