「カフェバーに居るとは限らないでしょう?
行くよ!降りて!」


「でも 居たらどうする?」


「もーーーあんたは!!!
居たらいた時じゃん!
先にあんたと別れようと思って、女の手配とかしたのはあっちなんでしょう?
この際見せつけてやれば?」


「・・・姉ちゃんみたいなことできたらすごいね・・・」


少し開き直って姉の後をついてお店へと入った。


「予約の矢部ですが・・・」


「はい
一番奥の仕切りのある場所です
もうお連れ様 お待ちですよ」


もう来てるの?


緊張してきた・・・


「緊張してきた どうしよう」


「今更?
別に取って食べたりしないわよ」


プッ!たとえが笑える。