「やっぱりレンさんだ」 「レンさん、すげぇなー」 「じゃあ今月もヤッパNo.2は―――…」 そして堂本が言葉をまた発する空気を作ると、誰もが口を閉じる。 「No.2、マサキ」 「――――はい」 少し間を置いて返事をし、次に封筒を受け取った男。 身長はレンより少しだけ高め。 中性的な顔立ちのレンとは逆で、男っぽい凛々しい顔立ちに肩にかかるかかからないか程の金色の髪。 ―――――No.2マサキ