「アルにとっては私の護衛なんて指名されて、嫌なんでしょうけど、
私が指名した訳じゃないのよ。
でも、付いてきてくれたのがアルで私はとっても嬉しいの。」
「別に嫌なわけじゃない。」
「ホント?」
「ああ、本当だ。」
「良かった。」
アレクは、ウルルの笑顔を眩しそうに見つめて、
馬の鼻の向きを変えて先頭を歩かせた。
「姫様。」
サンドラに促されて馬を歩かせた。
目指すはグラタ王国
生まれてすぐに母を亡くしたウルルにとって、
母の面影を見ることのできる唯一の国だ。
出るときは気持ちが重かったけど、
色んな国に公然と出かけることができる
実際に行く先が決まったりすると、
気分は上がり曲線を描き始めた。
私が指名した訳じゃないのよ。
でも、付いてきてくれたのがアルで私はとっても嬉しいの。」
「別に嫌なわけじゃない。」
「ホント?」
「ああ、本当だ。」
「良かった。」
アレクは、ウルルの笑顔を眩しそうに見つめて、
馬の鼻の向きを変えて先頭を歩かせた。
「姫様。」
サンドラに促されて馬を歩かせた。
目指すはグラタ王国
生まれてすぐに母を亡くしたウルルにとって、
母の面影を見ることのできる唯一の国だ。
出るときは気持ちが重かったけど、
色んな国に公然と出かけることができる
実際に行く先が決まったりすると、
気分は上がり曲線を描き始めた。