「あいのチューハイはコップについで。 あの子一缶は飲まへんし。 あ、うちはわかってると思うけど一缶なんて 余裕のよっちゃんやから」 存じ上げております。むしろ一缶以上もけっこう余裕のよっちゃんですよねゆき姐サンは。 「わかっておりますよ。で?なに?なに持ってきたの?」 「ああ、これや」 ゆきが手のひらを開く。 その手にあったのは 可愛らしい小さなケースだった。