「小春さん、言わなければいけないことがあります、聞いて下さい」 「春から、海軍兵学校に行きます」 「少し、遠いのですが、」 「泣かないで、小春さんに泣かれると、僕はダメになってしまう」 「これは僕の決められた生きる道です。小春さんを、護るための、道なんです」 「だから、待っていてくれますか?」 「ありがとう。抱き締めさせて」 、