恋愛野獣会

日ごろの運動不足をのろいつつ、私は小さな公園へと足を踏み入れた。



外灯の真下の寂れたベンチに座ると、やっと重たい荷物をおろす事が出来る。



肩をグルグルと回してみると、痛みが走って顔をしかめた。



「いたたたっ」



まるでおばあちゃんになってしまったようで、情けない。