桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】



「………」
 


俺は言ったけど、桐さんは耳を塞いだりはしなかった。



「……両腕握られてたらふさげもしないんだけど……」
 


桐さんが小さく言ったけど、俺は少し頭に血が上っているのか、正確に聞き取れなかった。


なので勝手に続ける。



「例えば明日地球が滅びるって言われたら、」
「え? いきなり何の話?」
 


ふいっと桐さんがこちらを見た。


瞳が薄ら紅くなっていた……。



「俺の桐さんへの気持ち?」