桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】



『おー、おめでと』



『茶化すなばかあ!』



『恋理』
 


諌めるような彼方の声に、恋理は振り上げていた手を下ろした。



下ろしたのはいいけど、……何でその手が六法全書を持っているんだ? 



部屋には置いてあったけど……まさか武器にするために持ってきたのか? 俺、最初っから攻撃対象だった?
 


そう訊くと、彼方が苦笑した。