「あ、あー。えっとね、日迎氷室くんて言うんだけど、なんか私に惚れたから弟子にしてくださいって言われて、 まあ私が何か教えたわけじゃないんだけど、師弟関係という仲を築いたんだ」 「……桐ちゃんも規模が違うよ。……ん? ひむかい? って、ひなたとかひゅうがって読む『日向』?」 「ううん。日を迎えるで、『日迎』」