sweet memory 2



「ごちそうさま あたし今日は配達があるんでちょっとラッピングしてくるね」


と 食べた物を洗ってその場を逃げた


聞きたくないことや 聞けば心配になるから その場には居たくなかったのだ


しばらくすると


「千春 行ってくるから」


と 作業場を覗いた


「いってらっしゃい」


「おう!今日も気をつけてやれよ」


「うん 雅紀くんもね」


いつものように送りだす


心だけはいつもと違うけれど・・・