「ごちそうさま あたし今日は配達があるんでちょっとラッピングしてくるね」 と 食べた物を洗ってその場を逃げた 聞きたくないことや 聞けば心配になるから その場には居たくなかったのだ しばらくすると 「千春 行ってくるから」 と 作業場を覗いた 「いってらっしゃい」 「おう!今日も気をつけてやれよ」 「うん 雅紀くんもね」 いつものように送りだす 心だけはいつもと違うけれど・・・