仇恋アベンジャー


恵一は終始楽しそうに笑っていた。

この間のニヤリとは違う微笑みだった。

勢いとか意地ではなく、純粋に求められて晒す裸は恥ずかしい。

もう初めてではない。

だけどとにかく恥ずかしくて、顔から火が出そうなくらい熱いのに、恵一は更にそれを煽るようにじっくり私を観察する。

「お前もそんな顔するんだな」

「どんな顔ですか?」

「携帯で撮って見せてやろうか」

「結構ですっ」

恵一は私を追い込むようなことばかりする。

甘い雰囲気とか言葉とかを期待していたわけじゃないけど、激しい行為に心身がついていけない。

今回は初めてだった前回なんかよりずっと余裕が持てなかった。

息も思うようにできないくらい、苦しかった。

悪くないというレベルじゃない。

素直に表現するならば、全てがビックリするくらい気持ち良かった。