ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 先生
    • 放課後
    • 廊下
    • 髪クシャ

    今日は生徒会で地元のお祭りに参加するために準備をしている。先生方の車を使い、資材を運ぶらしい。その話を小田先生に話した。小田先生は爽やかイケメンで、私の大好きな先生。すると、小田先生は少しげっそりした顔をしながら項垂れていた。そんな姿もきゅんとしてしまった。
    「まじかー…分かった。教えてくれてありがとうな~…」
    そう言って私は小田先生と別れた。教室へ戻るために廊下を歩いていると不意に小田先生に呼ばれた。振り替えるとタッタッタッと小走りですぐ近くまでやって来た。どうしたのかなと思うと
    「お前、今日は俺の車だからな?」
    と髪をくしゃっと撫でてくれた。それにドキドキしてしまった…。
    「えっ…は、はいっ!」
    一瞬戸惑ったけれど、すぐに返事をすると小田先生は満足した笑顔でもう一度頭を撫でて職員室へ戻っていった。
    …早く放課後にならないかな…
    撫でられた頭と顔が熱くなるのを感じながら教室へ戻った。

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    • 幼なじみ

    「お、終わったか?もう帰っていいぞ。ありがとな」

    担任のその一言でやっと委員会の手伝いから解放された。

    「最悪…、めっちゃ暗いじゃん、」

    他の委員会のメンバーにも遅くまで居残りさせる訳にも行かず、かといって友達からも苦手なものなさそうって言われるから素直に待っててって言えず…。

    「……こんなことなられいに話して待っててもらえばよかったな、」

    れい とは私の幼馴染の零也。
    まぁ、あいつが私のこと待つわけないもんね。
    と、一人で呟きながら仕方ないと、一歩踏み出した瞬間_____

    「ばーか。おせーよ澪」
    「れい?!なんで?!」

    急に声をかけられて、驚かない女子はいない。きっと、いや絶対に。

    「…あのなぁ、何年幼馴染やってると思ってんだよ。お前、暗いの苦手だろ?」
    「え、じゃあ待っててくれたの?ずっと?」
    「うっせーな。ほら、はやく帰ろーぜ。

    お前は俺が守るから、怖くねーだろ?」

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    • 憧れの先輩
    • 放課後
    • 教室

    「はい、それじゃあ、角Aは何度なの?」

    放課後の教室。先輩は若干呆れ気味に聞いた。

    「え、えと…………125度?」

    「はい、はずれ」

    「うぅ……っ」

    先輩に何度教えてもらっても、私はここが出来ない。

    「うーん……じゃあ、もし次が出来たらご褒美あげるよ」

    その言葉に俄然やる気になった私は、次の問題を見る。案外易しかった。

    「あ、これは60度ですよね?」

    先輩はようやく、柔らかい笑みを浮かべた。

    「当たり。じゃあ、ご褒美あげるから、目、つむって」

    言われた通りにすると、私の唇に何か当たった。思わず目を開けると、先輩は意地悪に笑った。

    「あーあ、目を開けちゃダメでしょ」

    ふっと笑いながら、先輩は囁く。

    「出来の悪い子には、お仕置き、だね」

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感想ノート

仇恋アベンジャー (坂井志緒/著)

  • 夢幻キリコさま

    こんばんは!
    いつもコメントをありがとうございます。

    作品を通して由紀の視点で書いているので、
    登場人物はみんな由紀の感情通りに書きました。
    だから恵一も、はじめはすごく悪いやつみたいに書いています。
    本人も復讐心でやけくそになっているので、
    キリコさんがおっしゃるように読み取ってくださって、
    作者としてはガッツポーズせずにはいられません。笑

    お相手の方!
    そうですね。完全に噛ませ犬ですよね。
    可哀想ですが、丁重にお断りしてさようなら…です。
    顔の広い恵一ママが、もっといい人を見つけてくれることでしょう。

    そういえば、この二人の番外編はまだ書いてないなぁ。
    考えてみますね。

    坂井志緒   2015/11/27 01:26

  • 翼 紗さま

    はじめまして、コメントありがとうございます。
    母子家庭で母親の苦労を実感しながら生きていた主人公。
    女子版のマザコンですね。笑
    しっかりしているつもりだけど危なっかしい。
    彼と弟はそんな彼女を守るナイトのような二人でした。

    これからも頑張りますね(*^^*)
    時間があるときにでも覗かせていただきます。

    坂井志緒   2013/04/29 11:27

  • 初めまして、翼 紗といいます。
    更新案内から本棚inしたんですが、気付けば坂井殿の作品が複数本棚に……。
    タイトルの付け方が素敵です!(←格好良いタイトルフェチ)



    由紀ちゃんの母親思いには驚きました。
    正直言って、あたしの両親が亡くなった時に同じ対応が出来るとは思いません(あたし、あまり家族が好きじゃないんです)。

    全てを賭けて、母親のプライドを取り戻そうとする。格好良いです。
    あたしは、「大好きな人を全力で守ろうとする人が、最強で格好良い」って信じてます。

    由紀ちゃんの行動は自分の首を締めてるようで、ヒリヒリしました。
    自分を犠牲にしている事、自分の気持ちに嘘を吐いてる事、痛みが止まらなかった。


    恵一さん……実はキス魔ですよね?
    何となくそんな気が(笑)
    不器用やけど優しいなんて、格好良いです。


    祐輔……よくできた弟だなぁ(笑)
    まるで逆に、由紀ちゃんのお兄さんみたいですもん。
    あたしは親戚も年下ばかりで、学校等でもやたら頼られる事が多く、でも実際にはあたしが頼りたかったので、本当に羨ましい弟です。



    これからも、素敵な小説を書き続けて下さい!
    良ければ、あたしの小説も読んで下さいね♪

    翼 紗   2013/04/29 05:53

  • まき@さま

    五作も読んでいただいたんですね!
    ありがとうございます。
    こんなにお褒めいただいては照れてしまいますが、
    きっと読んでくださった五作品が出来の良かったものだったんでしょうね(*^^*)

    無駄がないとおっしゃっていただきましたが、
    単に書き無精なだけかもしれません。
    長々書くとしんどくなってしまうので。笑
    私の頭の中は、書きたい気持ちと怠けたい気持ちのジレンマでできているのでしょう。

    作品はまだまだありますが、
    どうか楽しんでいただけますように。
    お時間があったらまたコメントお待ちしてますね。

    坂井志緒   2013/04/20 17:19

  • 田山 麻雪深さま

    以前「スカーレット」にコメントを下さった田山さんですね。
    お名前が印象に残っていたので、コメント下さった方だというのはすぐに思い出しました。
    (作品名までは思い出せませんでしたが)

    また来てくださって嬉しいです。
    どうぞゆっくりお読みになってください(^^)v

    坂井志緒   2013/02/03 01:49