父は少し考えて、 「お前たちの教育方針とか」 という例を出した。 答えたくないという意思の現れだ。 もっと深く突っ込んだ質問をしたいところだが、今日はこれ以上責めるのはやめておこう。 せっかくのお好み焼きが不味くなる。 父はまだ濁したがっているが、またいずれ。 父は恵一の存在を知らないかもしれないし、未成年の雄輔には、まだ聞かせたくないのかもしれない。 いつか父と二人になったときに話すことにしよう。 「焼けたぞー」 雄輔の合図で食事が始まった。 これ以降は、下らない話しかしなかった。