拓馬に連れて行かれた先は屋上だった。
前拓馬に口止めしたときと違って、今は幾分涼しくなってる。
だから他にも人がいるんじゃないかと思ったけど、意外にも屋上には誰一人いなかった。
「ああ、今日曇ってるもんな。何か雨降りそうだし」
と拓馬は独り言のように呟いて納得している。
屋上についてフェンスの近くを陣取ると、拓馬はあたしの腕を離した。
するとあたしは即座に拓馬から距離をとる。
何かされそうになったら速攻逃げよう!
そう決意しながら。
でも拓馬はそんなあたしを見て苦笑しただけだった。
「ホントに俺信用ねぇな……。大丈夫だって、俺、お前のこともう諦めてるから」
「へ?」
想定外の言葉にあたしはついマヌケな声を出す。
「だって仕方ねぇだろ? 転校してきてからずっとお前等のラブラブっぷり見せられてるんだぜ? 諦めもつくって」
そうして拓馬は声を出しながら苦笑いした。
う、う~ん……。
自分達は普通どおりにしてきたつもりだけど……。
他の人から見たらそう見えてたのかな……?
「信用したか?」
今までのあたしと黒斗のことを思い返していると、拓馬が確認するように聞いてきた。
前拓馬に口止めしたときと違って、今は幾分涼しくなってる。
だから他にも人がいるんじゃないかと思ったけど、意外にも屋上には誰一人いなかった。
「ああ、今日曇ってるもんな。何か雨降りそうだし」
と拓馬は独り言のように呟いて納得している。
屋上についてフェンスの近くを陣取ると、拓馬はあたしの腕を離した。
するとあたしは即座に拓馬から距離をとる。
何かされそうになったら速攻逃げよう!
そう決意しながら。
でも拓馬はそんなあたしを見て苦笑しただけだった。
「ホントに俺信用ねぇな……。大丈夫だって、俺、お前のこともう諦めてるから」
「へ?」
想定外の言葉にあたしはついマヌケな声を出す。
「だって仕方ねぇだろ? 転校してきてからずっとお前等のラブラブっぷり見せられてるんだぜ? 諦めもつくって」
そうして拓馬は声を出しながら苦笑いした。
う、う~ん……。
自分達は普通どおりにしてきたつもりだけど……。
他の人から見たらそう見えてたのかな……?
「信用したか?」
今までのあたしと黒斗のことを思い返していると、拓馬が確認するように聞いてきた。



