「本当にいいってば!!」
ちょっと怒りも湧いてきていたのかも知れない。
そのせいで、あたしはよく考えもせず叫んで黒斗の方を振り返った。
片方の腕で黒斗を振り払い、もう片方の腕でタオルを掴みながら……。
目を見開いた黒斗が、あたしの体のある一点を凝視しているのを見て、あたしも気づく。
み。
み……。
見られたーーーーー!!
いくらあたしの胸が小さいとはいえ、かろうじてBカップはある。
つまり見て分かるくらいには出るトコ出てるわけで……。
「おん……な?」
やっぱりバレた!?
どどどどうしよう!?
あたしは硬直したまま動揺する。
それだけじゃない、母親と健康診断の時とかのお医者さんにしか見られたことの無い胸を見られた。
しかも凝視している!
あたしは今更ながらまた両腕で胸を隠す。
「い」
見られた……。
「や」
胸を……。
「いやぁー――んむぐっ!?」
絶叫の途中で、黒斗が手のひらであたしの口を塞いだ。
「待て! 今叫んでマズイことになるのは俺もお前も一緒だろ!?」
慌てて言う黒斗に説得され、確かにと思った。
ちょっと怒りも湧いてきていたのかも知れない。
そのせいで、あたしはよく考えもせず叫んで黒斗の方を振り返った。
片方の腕で黒斗を振り払い、もう片方の腕でタオルを掴みながら……。
目を見開いた黒斗が、あたしの体のある一点を凝視しているのを見て、あたしも気づく。
み。
み……。
見られたーーーーー!!
いくらあたしの胸が小さいとはいえ、かろうじてBカップはある。
つまり見て分かるくらいには出るトコ出てるわけで……。
「おん……な?」
やっぱりバレた!?
どどどどうしよう!?
あたしは硬直したまま動揺する。
それだけじゃない、母親と健康診断の時とかのお医者さんにしか見られたことの無い胸を見られた。
しかも凝視している!
あたしは今更ながらまた両腕で胸を隠す。
「い」
見られた……。
「や」
胸を……。
「いやぁー――んむぐっ!?」
絶叫の途中で、黒斗が手のひらであたしの口を塞いだ。
「待て! 今叫んでマズイことになるのは俺もお前も一緒だろ!?」
慌てて言う黒斗に説得され、確かにと思った。



