久しぶりに入った黒斗の部屋は以前入ったときと変わりなく、あたしはちょっと前のときの事を思い出して恥ずかしくなった。
それを誤魔化すようにあたしはズンズンと奥に行き、勧められる前に床に座る。
黒斗は前みたいにベッドには座らず、テーブルの近くの床にあたしと同じように座った。
そしてテーブルにいくつか置いてあったパンフレットの一つを手に取り話し出す。
「あのさ……一泊か二泊、泊まりでどっか行かねぇ?」
「泊まりで?」
「ああ、金銭的な面も考えるとそんな遠くは無理だけどさ、どうだ?」
泊まりでかぁ……。
ってことは一日中黒斗と一緒ってことだよね。
…………。
このあまあま時々ドSな黒斗と一日中一緒!?
絶対心臓に悪い!
身が持たないよ!
でも、夏休み中毎日一緒にいられるわけじゃないんだよね……。
ナイトとしていつも側にいたから、黒斗が隣にいるの慣れちゃった……。
離れるのは……寂しいな……。
「なあ、どうなんだよ? ダメなのか?」
なかなか答えないあたしに、黒斗はもう一度聞いた。
それを誤魔化すようにあたしはズンズンと奥に行き、勧められる前に床に座る。
黒斗は前みたいにベッドには座らず、テーブルの近くの床にあたしと同じように座った。
そしてテーブルにいくつか置いてあったパンフレットの一つを手に取り話し出す。
「あのさ……一泊か二泊、泊まりでどっか行かねぇ?」
「泊まりで?」
「ああ、金銭的な面も考えるとそんな遠くは無理だけどさ、どうだ?」
泊まりでかぁ……。
ってことは一日中黒斗と一緒ってことだよね。
…………。
このあまあま時々ドSな黒斗と一日中一緒!?
絶対心臓に悪い!
身が持たないよ!
でも、夏休み中毎日一緒にいられるわけじゃないんだよね……。
ナイトとしていつも側にいたから、黒斗が隣にいるの慣れちゃった……。
離れるのは……寂しいな……。
「なあ、どうなんだよ? ダメなのか?」
なかなか答えないあたしに、黒斗はもう一度聞いた。