「んーっ!・・・ふーぅ。」 寝起きは目もまともに開かない。 とりあえず温もりを残したベッドが恋しいけれど どうにか重い身体を引きずり出して まずは これでもかってぐらいの伸びをする。 両手を天井に向けてぐーっと伸ばし 思いっきり顔を顰めて そうしてゆっくり息を吸 「ーーはぁぁーーー。」 視界が次第に広がってきて 窓から射し込む朝陽を感じながら 今日もまた無事朝を迎えた。