とにかく、私は朔夜が好きだってことに変わりはない。

殺されるとしても、朔夜にだったら殺されてもいい。


そうすれば、私の気持ちは永遠のものになる気がするから。




私は車を運転する朔夜の横顔を見た。



朔夜……。

貴方の気持ちがどうであろうと、私の気持ちが変わることはないわ……。



その確固たる想いは、私を強くする。



ありがとう朔夜。

苦しくて切ないけど、同時に温かくて強い……こんな想いをくれて。



言葉にはしなかったけど、私は心の中で朔夜に感謝した。